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『PEACE MAKER 鐡』を見ました

リアルタイムで見ていなかったちょっと前の作品を、TSUTAYAで借りて見ているこの頃。

今回は『PEACE MAKER 鐡』です。

PEACE MAKER 鐡-壱-

PEACE MAKER 鐡

ジェネオン エンタテインメント

幕末が舞台、新撰組の隊士になりたい市村鉄之助が主人公のお話です。

両親を殺された市村鉄之助が、強くなりたいと新撰組の門を叩く所からストーリーがはじまります。

ルー語のような変な英語をはなし、ドレッドヘアでテンガロンハットにサングラスというファンキーな坂本龍馬が「ピースメーカー(peacemaker)の息子が新撰組なんて」と嘆いている事から、鉄之助の父親は佐幕、攘夷派だった設定のようです。

NHK大河でもネタにされていましたが、土方の下手な句は、『PECE MAKER 鐵』でもネタにされています。

新撰組を扱った作品では、土方の句は「お約束」なのでしょうか。

幕末物のやおいでは定番カップリング「土方×沖田」があからさまで、腐女子狙いで作られている感がアリアリと伝わってきます。そこまであからさまだと、想像力、妄想力が刺激されずちょっとつまらないです。

ちょっとコメディタッチですが、しかし、GONZO作品というだけあって映像がすばらしく、月明かりの中でのチャンバラシーンなどは『必殺シリーズ』を彷彿させ、美しく迫力のある斬り合いが見ものでもあります。

ただ、R指定しなくって良いのかな?とちょっと思ったり。

新撰組の監察方、山崎歩(山崎烝の姉の設定)が、枡屋の古高俊太郎ら長州の浪士に捕らえられ拷問されるシーン。

有名な池田屋事件では、畳やふすまには飛び散った血の痕が、刀からしたたる血と浴びた返り血などが陰惨さを際立たせます。そして、吉田稔麿が斬られる箇所はシルエットで描かれます。

直接的な表現をしていない分、想像してしてしまって、よけいに嫌な気分になります。

実写の時代劇では決して出来ないアニメならではの演出で、見応えがあるもの確かです。

クライマックスが池田屋事件なのは良いのですが、最終話が中途半端で尻窄みなのが残念でした。

私、どちらかというと佐幕派より倒幕派、新撰組より長州なのですが、こうやって新撰組を題材にしているものを見ていると、宗旨替えしてしまいそうです。

ところで、Wikipediaで新撰組に関する項目を読んではじめて知ったのですが、斉藤一は沖田総司より二つ年下なのですね。

PEACE MAKER 鐡』の斉藤一は、 霊感が強く、ぬぼ〜と得体の知れないおじさんキャラに描かれていて、ちょっと可哀想になってしまいました。

原作のコミックを読んでみたいなと思ったのですが、”大人の都合”で連載がストップしてしまっているようなので(参照: Wikipediaとても残念です。

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